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アドバンスト・メディアの文字起こし支援アプリ、医療用や英語用など3つの音声認識エンジンを追加

 株式会社アドバンスト・メディアは24日、AI音声認識を活用した文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist」において、「メディカル」「議会」「英語」の各音声認識エンジンを追加したと発表した。なお、これらのエンジンは追加料金なしで利用できる。

 AmiVoice ScribeAssistは、音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載したスタンドアロン型文字起こし支援アプリケーション。音声の録音からテキスト編集・出力までを1つのソフトウェア内で完結でき、音声の再生や認識結果の修正はキーボード操作だけで行えるため、文字起こしの作業時間を大幅に短縮可能という。

 また、リアルタイム認識に加え、録音した音声データを取り込んで文字化するバッチ認識にも対応。会議と同時に認識結果の文字起こし修正を行うこともできる。

 今回は同製品で利用するエンジンを拡張し、従来提供されていたビジネス向けに加えて、病院内におけるカンファレンスなど、医療用語を使用する会議に適した「メディカル」、地方自治体の議会や委員会など、議会特有の用語を使用する会話に適した「議会」、英語による会議や汎用的な会話に適した「英語」という、3種類の音声認識エンジンを新たに追加した。

 会議ごとに最適な音声認識エンジンを選択することで、より業界に特化した言葉が処理できるようになるとのこと。また「英語」エンジンにより、これまで処理できなかった英語の会議でも利用可能になっている。