ALSI、クラウド型Webフィルタ「InterSafe GatewayConnection」のAndroid向け機能を強化

　アルプス システム インテグレーション株式会社（以下、ALSI）は15日、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」において、新機能「ISGC assist Android版」を提供開始すると発表した。

　InterSafe GatewayConnectionは、マルチデバイス対応のクラウド型Webフィルタリングサービス。Windowsに加えてiOS/Android、ChromeOSに対応し、場所や端末、ネットワークを問わずすべてのWebアクセスを柔軟にコントロールできるという。

　今回は同サービスにおいて、Android向けの機能を強化した。ALSIによれば、現在提供されているAndroid向けフィルタリングサービスの多くは、Webサービスとの相性の課題が出やすい専用ブラウザを用いるセキュアブラウザ型となっているというが、ほかの制御方式のサービスにおいても、音声・通話アプリが相性の問題で併用できない、社内接続用VPNに接続した状態で利用できないといった課題があるとのこと。

　これに対して、今回提供するISGC assist Android版では、MDM（モバイルデバイス管理）との連携により、音声系・通話系アプリや社内接続用VPNとの併用が可能なほか、ユーザー端末でのフィルタリング無効化操作を制御できるようになった点が特長。さらに、新たな接続技術の採用によってアプリの動作が安定し、ホスト名単位でのフィルタリング除外設定にも対応したとしている。

　なお現時点では、「グローバルプロキシ指定機能」「証明書配付機能」「Managed Configuration機能」の3機能を備えているMDMサービスとの組み合わせによって利用できるとのことだ。Android OS最新版のAndroid 13にも対応している。