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ワークスアプリケーションズ、SaaS型業務システム「HUE Works Suite」に新サービスを追加

 株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズは7日、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業向けのSaaS型業務システム「HUE Works Suite」および、より進んだDX推進のための「HUE Works Suite DX Solutions」シリーズについて、サービスラインアップを拡充したと発表した。

 HUE Works SuiteとHUE Works Suite DX Solutionsは、大手企業から中堅・中小規模の企業まで利用できる業務ウェブサービス。ワークスアプリケーションズグループのERP製品を利用していない企業でも、SaaS製品単体で利用でき、利用者数に応じた購入ができることから、プロジェクトやチーム単位でも利用できる。

 HUE Works Suiteでは、プロセス管理、プロジェクト管理、プロジェクトにおけるコラボレーションに関する3サービス「Project Board」「Project Room」「Workflow」を追加した。

 Project Boardは、法人向けオンラインシェア型プロジェクト進捗管理サービスで、プロジェクト管理でよく利用されるガントチャート機能やかんばん機能を搭載し、チームや組織、外部ユーザーとのコラボレーションによる業務の効率化をサポートする。

 Project Roomは、プロジェクトコミュニケーション・情報資産管理Webサービスで、社外関係者も含めたプロジェクトメンバー全体のコミュニケーションを活性化し、エンゲージメントを向上する。プロジェクトで取り扱うファイルや予定の共有も一カ所に集約でき、情報共有やノウハウ蓄積、共同作業をサポートする。

 Workflowは、現場で簡単に利用することができるオンライン申請・承認サービス。スプレッドシート形式で申請フォームを作成可能なほか、ドラッグ&ドロップで直感的にワークフローを設計し、簡単に導入・運用できる。紙の申請書のカタチをそのままに、スピーディーなペーパーレス化の実現、業務のデジタル化をサポートする。

 HUE Works Suite DX Solutionsには、画像処理と自然言語処理による文字読み取り・電子テキスト化ツール「AI-OCRエンジン」を追加する。サービスは2021年内リリース予定。徳島人工知能NLP研究所のAI技術を活用した高い読み取り精度、学習機能による精度向上ができる高性能処理エンジンで、顧客の業務に最適化されたプラグイン開発やBPOソリューションとの連携などにより、業務効率・生産性の向上を実現可能とする。

 各サービスの価格(税別)は、Project Boardが1ユーザーあたり月額960円、Project Roomが1ユーザーあたり月額1300円、Workflowが1ユーザーあたり月額300円。AI-OCR PoCサービスは個別見積もり。