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クラウド型ワークフロー「HUE ワークフロー」、サイボウズのグループウェア「Garoon」とAPI連携

 株式会社ワークスアプリケーションズは8日、クラウド型ワークフローシステム「HUE ワークフロー」が、サイボウズ株式会社の大規模向けグループウェア「Garoon(ガルーン)」とのAPI連携を8月16日より開始すると発表した。

 Garoonは、数万人規模でも安心して利用できる高いスケーラビリティと使いやすさを両立させた中堅・大規模組織向けグループウェア。一方のHUE ワークフローは、現場で簡単に利用できるノーコードのクラウド型ワークフローシステムである。

 今回の連携では、Garoonポータル上で、HUE ワークフローの情報をポートレット表示できるようになる。申請書類の進捗状況や、承認タスクをグループウェア上でリアルタイムにチェックできるため、承認の速度が向上するとのこと。

 またシングルサインオン(SSO)により、GaroonからワンクリックでHUE ワークフローに遷移可能になる。Garoonポータル上で対応すべき処理を発見したら、シームレスにHUE ワークフロー上での作業を開始できるので、業務工数が削減されるとした。

 このほか、Garoonのユーザー情報や組織階層情報をエクスポートして、HUE ワークフローへ取り込む機能も提供される。なおHUE ワークフローでは、データパイプライン機能により、あらゆる形式のデータを取り込めるので、インターフェイス開発は不要。取り込みにあたってデータ加工が必要な場合も、Excel感覚で簡単にデータの結合・変換などを行えるとのことだ。

 なおワークスアプリケーションズでは、今回の連携を記念して、Garoonを利用中またはご利用検討中の企業を対象に、HUE ワークフローの導入支援パックを無償でバンドルした「Garoon(ガルーン)パック」キャンペーンを開始する。期間は10月31日まで。