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ウイングアーク1st、帳票発行業務を自動化するクラウド型文書流通サービス「SVF TransPrint」

 ウイングアーク1st株式会社は21日、請求書・納品書・検収書などの帳票類の発行業務を自動化するクラウド型文書流通サービス「SVF TransPrint」の第一弾として、帳票のウェブ配信・返信を実現する「SVF TransPrint Web配信」の提供を開始した。3月には、帳票の郵送サービス「SVF TransPrint郵送」の提供を予定する。

 SVF TransPrint Web配信は、請求書などの帳票類のPDFをSVF TransPrint上にアップロードし、取引先に発行するサービス。人手に依存していた帳票の印刷・配送作業をWeb配信サービスに置き換えることで、配送コスト削減と業務効率化を実現する。

 サービスを利用する企業の取引先は、SVF TransPrint Web配信の受信者画面から、発行された帳票ファイルをダウンロードでき、サービス利用企業に対してコメント付きのファイルのアップロードもできる。サービス利用企業は、帳票のダウンロード状況が確認ができ、帳票がダウンロードされていない場合はリマインドメールを配信できる(3月提供予定)。

 また、取引先のメールアドレスを収集するための専用サイトや、PDF帳票の自動仕分け機能、請求書や納品書など用途の違う文書に応じた配信メール設定などの機能を提供する。

 SVF TransPrint Web配信の価格(税別)は月額6万5000円(10ユーザー)から、初期費用は80万円。また、早期購入特典として、通常は配信通数に応じた従量課金提供となるところ、何通配信しても定額で2年間利用でるキャンペーンを実施する。申し込み期間は2月28日まで。