ソラコム、IoTプラットフォームのグローバル展開に向け6社とパートナーシップを締結

　株式会社ソラコムは10日、セコム株式会社、ソースネクスト株式会社、ソニーグループ株式会社、日本瓦斯株式会社、株式会社日立製作所、米World Innovation Labの6社と、資本提携を含むパートナーシップを締結すると発表した。

　ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」を提供し、製造、物流、一次産業からコンシューマー製品など、1万5000超のさまざまな業界・規模で利用されている。2017年にはソラコムはKDDIグループ傘下となり、IoT事業を成長させており、主力サービスのIoTデータ通信サービス「SORACOM Air」は、2015年のサービス提供開始から約6年間で総契約回線数は300万回線を達成している。

　また、ソラコムでは創業当初から「世界にも通用する日本発のIoTプラットフォーム」を掲げ、海外市場の開拓に取り組んでおり、さらなるグローバル展開を実現する成長戦略として、スタートアップが大企業のサポートを得て成長しIPOを目指す「スウィングバイIPO」の検討を2020年に発表している。

　ソラコムでは、KDDIおよび今回発表した6社とのグローバルビジネス協業を通じて、SORACOMの海外利用実績を拡大し、顧客フィードバックに基づいてサービスを拡充していくとしている。