ニュース

ソラコム、オフィスや施設内のCO2濃度をIoTで計測して換気の目安に使える「CO2センサースターターキット」を発売

 株式会社ソラコムは15日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、CO2や温度、湿度センサーを搭載するIoTデバイスと、IoT SIM(LTE-M)がパッケージになった「LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2 スターターキット」の提供を開始した。

 スターターキットは、オフィスや施設内のCO2濃度を計測し、換気の目安に利用するといった活用ができる製品。デバイスには、あらかじめSORACOMプラットフォームへの連携が設定されており、データ収集・蓄積からダッシュボード作成・共有まで、SORACOMのコンソール画面の簡単な操作のみで設定が可能。また、自社で用意したサーバーやクラウドにも連携できる。

LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2 スターターキット

 スターターキットの発売にあたり、ソラコムでは専用の「サンプルダッシュボード」を公開。PCやスマートフォンで閲覧可能なグラフィカルなダッシュボードを作成・共有できる「SORACOM Lagoon」において、テンプレートを利用することで、ソースのコピー&ペーストだけで手軽にデータの可視化を始められる。

 また、必要な機材一式と開発手順を詳細に解説する「IoT DIYレシピ」として、CO2濃度や温湿度をクラウドに送信して保存し、遠隔から可視化画面を利用することでセンサーを設置した場所の換気管理に役立てる手順を紹介する「IoTで、CO2と温湿度を計測し換気促進」を公開した。

 LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2 スターターキットの価格(税込)は1万9800円。10%引きの1万7820円で販売する割引提供キャンペーンを実施する。キャンペーン期間は7月31日まで。