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NEC、DX人材の育成を支援する「NECアカデミー for Future Creation Design」を7月開講

 日本電気株式会社(以下、NEC)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材を育成するための講座「NECアカデミー for Future Creation Design」を7月に開講すると発表した。DXに取り組む企業の担当者を対象に提供し、今後3年間で1500名の受講を目指すとしている。

 「NECアカデミー for Future Creation Design」は、デザイン思考を活用したサービスデザインのスキルやマインドセットを学べる講座。NECでは、DX化に向けたビジネスデザインの方法論として、グローバルでの実績を持つBusiness Models Incと連携して「NECのデザイン思考フレームワーク」を開発し、社内に展開してきたが、同アカデミーでは、この方法論に含まれるプロセスやツールの活用方法、またツールを利用する上でのマインドセットを習得しながら、DXに向けた事業創造手法について実践を通して体系的に習得できるという。

 具体的には、NECのデザイン思考専門家であるコンサルタントチームが、企業のプロジェクトに参画し一緒に協働することで、新事業開発や業務改革の手法を学ぶ「実践研修 コラボレーションコース」を提供。

 また、企業のDXに関する事業課題を題材として個別に設計した研修内容を基に、コンサルタントチームがアドバイスをしながらプロジェクトを推進する「実践研修 コーチングコース」と、NECのデザイン思考フレームワークのツールや活用方法を短期間で学べる「個別研修コース」も用意する。

 このうち「実践研修 コラボレーションコース」は、定員10名、標準期間が3カ月で、受講費用は2000万円から。「実践研修 コーチングコース」は、定員10名、標準期間が1.5カ月で、受講費用が700万円からとなる。

 また個別研修コースには入門編(1日間)と基礎編(5日間)が設けられており、定員と費用は、それぞれ、3~20名で100万円、20名で600万円から。