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パナソニック コネクト、資格確認端末を内蔵した「顔認証付きカードリーダー」新モデルを8月に発売

スマートフォンのマイナ保険証にも単体で対応

 パナソニック コネクトグループ(以下、パナソニック コネクト)は、医療機関・薬局向け「顔認証付きカードリーダー」の新モデル「XC-STFR3J-MN」を8月24日に発売する。現行モデルのコンパクト性はそのままに、資格確認端末を内蔵し現場での利便性を強化したほか、スマートフォンのマイナンバーカードの読み取り機能の追加、ユーザビリティのさらなる向上などを行っている。

 パナソニック コネクトは、2020年に医療機関・薬局向けの「顔認証付きカードリーダー(マイナンバーカード対応)」を発表するなど、医療機関でのオンライン資格確認を行うための重要なインフラである顔認証付きカードリーダー市場に参入しており、同社製のカードリーダーは、これまでに累計12.7万台が採用されているという。

 今回は、そうした現行のカードリーダーが順次保守期限(購入後5年間)の満了を迎えることや、従来型健康保険証が利用可能となる特例措置が2026年7月末で終了し、より多くの利用者によるマイナ保険証の利用が見込まれることから、「顔認証付きカードリーダー」の新モデルを発売する。

 この新モデルでは、従来は顔認証付きカードリーダーとセットで導入が必須だった「資格確認端末(PC)」を、顔認証付きカードリーダー本体に内蔵する独自設計を実現した点が大きな特徴。スペースが限られる病院・薬局の受付等への設置を1台で完結可能になったため、省スペース化や設置の自由度向上に貢献する。

 ただし、設置時には外部モニター、キーボード、マウスの接続が必要なほか、レセプトコンピューターなどから顔認証付きカードリーダーにリモートアクセスできない環境下では、運用時にも外部モニターなどが必要になる場合があるとしている。

 また新モデルでは、顔認証付きカードリーダー本体だけでスマートフォンのマイナンバーカードに対応可能となった。本体のデザインアイコン・LED・アニメーションの誘導により、直感的にタッチを行えるとのこと。なお、既存モデルにおいては、2025年9月以降、汎用カードリーダーを外付け接続することでスマートフォンのマイナンバーカードに対応していた。

 加えて、新たに本体内蔵のスピーカーを搭載したため、音声による案内に対応。マイナンバーカードの取り忘れがあった際には音声での案内が可能だ。あわせて、画面UIをリニューアルし、より見やすく・分かりやすくする改善を実施するとともに、オプションとして、手元で操作できる独自開発の専用外付けテンキー(10月販売開始予定)が提供される。

 製品販売サイトでの購入価格は、本体が37万9500円、専用外付けテンキーが1万8700円となっている。