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NEC、マイクロラーニング方式のオンライントレーニング「NECアカデミー Online for AI」を提供

 日本電気株式会社(NEC)は16日、社会課題を解決できるAI人材を輩出するための「NECアカデミー for AI オープンコース」のオンライン版「NEC アカデミー Online for AI」を6月29日から提供開始すると発表した。

 NECでは2019年4月から、AIを社会実装・活用する役割を担う社会人や大学生を対象として、AIの“学び”と“実践”の場を提供する「NEC アカデミー for AI」を開講しており、2019年度は約6500名が受講した実績を持つ。

 今回発表された「NECアカデミー Online for AI」は、このオンライン版として提供するもので、今回は第1弾として、AI・アナリティクスプロジェクトにおけるタスクを学ぶ「AIプロセス入門」を開始する。標準学習時間は6時間、受講費用は2万円(税別)。

 なお講座は、少しの空いた時間でも集中して受講できるように、学習単位ごとに分割された数分ごとの動画で構成されるマイクロラーニング形式で提供。多忙な社会人でも隙間時間での学習が可能なほか、非集合型の教育として活用できるとしている。

 また、9月から開始予定の「AIリテラシー教育」では、今後のデジタル社会における“読み・書き・そろばん”的な要素として注目される、「数理・データサイエンス・AI」に関する基礎知識を学習できるとのこと。こちらは、標準学習時間が14時間、受講費用は3万円(税別)。

 なおNECでは、11月に「AIビジネス活用~基礎~」の開設を予定しており、今後3年間で20講座の開講を目指す。

AIプロセス入門の学習画面イメージ