ニュース

セイコーソリューションズ、クラウド型電子契約サービスのプランを拡充

 セイコーソリューションズ株式会社は、クラウド型電子契約サービス「かんたん電子契約 for クラウド」において、電子契約に加え、受発注業務などにも適したコース「ビジネス版」などの上位プランを提供開始すると発表した。あわせて、「ビジネス版」のトライアルキャンペーンを実施する。

 「かんたん電子契約 for クラウド」は、従来、紙で行われていた契約締結業務を、電子署名やタイムスタンプを用いて、Web上で締結・保存・閲覧できるようにするサービス。Web上ですぐに利用開始できるとともに、エンタープライズ向けへシームレスにアップグレードできる点を特徴としており、さまざまな業種での受発注業務、知財保護や設計図書の電子保存などで利用できるという。

 今回は同サービスにおいて、上位プラン「ビジネス版」「エンタープライズ版」を新たに設定した。両プランでは、紙の契約書のスキャンデータや、他の電子契約事業者で締結した契約書などの保管に対応。さらに、タイムスタンプや署名の有無の選択、保管後の送信も可能になっている。今後は、Web APIも提供される予定だ。

 加えて最上位の「エンタープライズ版」(8月初旬より利用開始予定)では、対面での契約申し込みが可能になるWeb面談、当事者型(事業者型)署名などのオプション機能が利用可能となる予定。なお、従来のサービスは電子契約に特化したコース「スタンダード版」という位置付けで提供を継続する。

 価格は、「ビジネス版」が月額10万円、「エンタープライズ版」が月額20万円。従来の「スタンダード版」が月額1万円。

 また今回実施される「ビジネス版トライアルキャンペーン」では、「ビジネス版」を30日間無償で利用できるほか、無償利用期間終了後は、初年度の基本利用料を、スタンダード版と同じ月額1万円で利用できるようにする。