ニュース

サイバーソリューションズのメール無害化サービス「CyberMail-ST」、OPSWAT JAPANのセキュリティ基盤と連携

 サイバーソリューションズ株式会社は23日、標的型メール攻撃対策に有効なメール無害化ソリューション「CyberMail-ST」と、OPSWAT JAPAN株式会社のセキュリティプラットフォーム「MetaDefender Core」が連携すると発表した。

 CyberMail-STは、企業・団体のインターネットセグメント側で受信したメールに対して、HTMLメールのテキスト変換、URLリンク無効化などのメール無害化処理を行い、安全な状態で基幹系ネットワーク環境に送信するメール無害化ソリューション。標準機能のメールBOX機能により、原本メールをユーザー単位で保存・閲覧することもできる。

 一方のMetaDefender Coreは、Deep CDR(コンテンツの非武装化と再構築)技術により、110種類以上のファイル形式に対して潜在的に悪意のあるコンテンツを削除・無効化できるソリューションである。

 今回、両製品の連携により、受信したメールをCyberMail-STからMetaDefender Coreへと引き渡して、添付ファイル内のコンテンツすべてを無害化処理したうえで、メールに再添付し基幹系ネットワーク環境に送信する、といった処理が自動で行えるようになる。

 これにより、メール無害化の高度化が実現するほか、セキュリティとユーザーの利便性のバランスを保ったインターネット分離が実現可能になるとのことだ。