サイバーソリューションズ、メール無害化製品を強化

　サイバーソリューションズ株式会社は22日、メール無害化機能を搭載したメールサーバー「CyberMail-ST」製品群において、メール無害化関連の機能を強化すると発表した。

　CyberMail-STは、メール無害化機能やWebメール機能を搭載した統合型メールサーバー製品。メール無害化機能としては、すでに「受信メール全件自動無害化転送」や「添付ファイルテキスト化＆本文末挿入」、「添付ファイル画像変換転送」などの機能を備えているが、今回は、無害化転送の条件指定、定期指定メールの削除、オリジナルメール転送といった機能を新たに追加した。いずれも、ユーザーからの要望に応えたものという。

　新機能のうち無害化条件指定機能は、指定した条件に一致したメールに対しアクションを設定できる機能で、「無害化転送」「オリジナルメールを転送」「転送しない」の条件指定が可能となっている。

　また定期メール削除機能は、指定した期間を経過したメールを、CyberMail-STにログインすることなく受信ボックスから削除できる機能。3つ目のオリジナルメール転送機能では、無害化転送済メールの原本を、無害化転送先に手動で転送できる。

　なお、今回の新機能はCyberMail-STと、メール無害化転送用ゲートウェイ「CyberMail-STG」が対象（オリジナルメール転送機能はCyberMail-STのみ）で、標準機能として実装されるとのこと。