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メール無害化ソリューション「CyberMail-ST」とファイル無害化エンジン「Fast Sanitizer」が連携

 サイバーソリューションズ株式会社は5日、自社のメール無害化ソリューション「CyberMail-ST」と、株式会社プロットのファイル無害化エンジン「Fast Sanitizer」が連携すると発表した。

 CyberMail-STは、企業・団体のインターネットセグメント側で、受信したメールの無害化処理を行い、自動でイントラネットセグメント内の既存メールサーバーへ転送するソリューション。

 一方、プロットのFast Sanitizerは、ファイル内に悪意を仕込みやすい「マクロ領域」の除去や、PDFファイル内に仕込まれたJavascript、画像ファイル内のメタデータなどの領域を削除することで、悪意のあるコードの侵入を防御するファイル無害化エンジンである。

 今回、両製品が連携することにより、添付されたファイルに対して自動的に無害化処理を行った上でメールに再添付し、さらにCyberMail-STによる無害化処理を行った上でイントラネットセグメントへ全件転送することが可能になるため、標的型攻撃対策を強化できるとした。

 なお、利用にあたってはアカウント数分のCyberMail-STライセンスに加えて、オプション契約が必要になる。オンプレミス環境向けには、「CyberMail-ST Fast Sanitizer連携オプション」を8月上旬より提供する予定で、予価は20万円(税別)。またクラウド環境で利用する場合は、CYBERMAILΣ-ST Fast Sanitizer連携の初期設定費用が必要となり、予価は20万円(税別)。こちらは7月中旬より提供開始する予定だ。