サイバーソリューションズのメール無害化製品「CyberMail-ST」、ファイル無害化機能を持つ「Sanitizer」と連携

　サイバーソリューションズ株式会社は26日、メール無害化ソリューション「CyberMail-ST」が、川口弘行合同会社のファイル無害化製品「Sanitizer（サニタイザー）」と連携対応すると発表した。

　CyberMail-STは、企業・団体のインターネットセグメント側で受信したメールに対し、URLリンク無効化、HTMLメールのテキスト変換などのメール無害化処理を行って、基幹系ネットワークへ送信するメール無害化ソリューション。原本メールをユーザー単位で保存し、後から閲覧できるメールBOX機能も標準機能として備えている。

　一方のSanitizerは、自治体セキュリティ強靱性向上モデルに対応した、分離したネットワーク間での安全なファイルの受け渡しを実現するソフトウェア。ファイル無害化機能では、インターネット経由で受け取ったMicrosoft Office形式の文書ファイル、一太郎、PDF、CAD、画像などのファイルから、マルウェアを含むマクロ、スクリプトを取り除き、庁内ネットワークに取り込めるようにする。

　今回は両製品の連携により、CyberMail-STにて受信したメールに添付されているコンテンツすべてを自動的に無害化したうえで、メールに再添付し、基幹系ネットワークへ送信できるようになる。

　これにより、セキュリティとユーザーの利便性のバランスを保ったインターネット分離を実現。メール経由の脅威やリスクの排除を支援し、企業の情報保全の強化およびメール関連業務の負担軽減を図るとしている。