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ALSI、クラウド型セキュアWebゲートウェイサービスの管理機能を強化

1人1台端末の運用管理を効率化し、管理者の負担を軽減

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は19日、クラウド型セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」の管理機能を強化したと発表した。

 InterSafe GatewayConnectionは、マルチデバイス対応のクラウド型セキュアWebゲートウェイサービス。文部科学省が推奨する3つのOS(Windows/iOS/ChromeOS)に対応しており、GIGAスクール構想に適したWebフィルタリングソリューションとして、多数の教育機関に導入されているという。

 今回のアップデートでは、新たに4つの機能を追加し、GIGAスクール構想における1人1台端末の運用管理を効率化し、管理者の負担を軽減するとした。

 1つ目は、導入時のデバイス管理機能。アプリのインストールおよびセットアップが完了したデバイスの情報を管理コンソールで一覧表示してくれる。検索や一括出力にも対応するため、導入時のデバイス管理として利用できるとのこと。

 2つ目は、端末インストール時のアカウント/グループ自動登録機能。Windows端末へのインストール機能を拡張しており、導入時のアカウント仮登録や自動グループ振り分けが可能になった。

 なおInterSafe GatewayConnectionはChrome管理コンソールやMicrosoft Intuneによる遠隔キッティングに対応しているので、この機能やデバイス管理機能をあわせて活用すとで、端末導入時の工数を削減するとしている。

 3つ目は、オンプレミス製品との連携によるフィルタリングキャンセラ機能。校内ネットワーク接続時はInterSafe GatewayConnectionのWebフィルタリングを停止し、プロキシサーバーのWebフィルタリングを適用する、といったことができる。

 最後は、アプリケーションやローカルネットワーク・専用ドメインなど、特定ホストへのアクセスに対するWebフィルタリングを無効化する、特定通信のアクセス制御機能。これを利用すると、学習支援システムやWebサービス利用時のパフォーマンスが向上するとのこと。

 なお、Windows版では各機能が利用可能。ChromeOSでは、端末インストール時のアカウント/グループ自動登録機能を除く、3つの機能が利用できる。