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NTT-ATのRPAツール「WinActor」とAI insideのエッジコンピュータ「AI inside Cube」が連携

「ワクチン接種管理業務ソリューション」に対応した高度化シナリオを開発

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)とAI inside株式会社は16日、NTT-ATのRPAツール「WinActor」と、AI insideのエッジコンピュータ「AI inside Cube」が連携開始したと発表した。これにより、AI insideが提供する「ワクチン接種管理業務ソリューション」においても、WinActorによる自動化・効率化が実現できたという。

 NTT-ATとAI insideではすでに、WinActorとAI insideのクラウド型AI-OCR「DX Suite」に関して、互いの製品に関するTechnology Partner契約を締結しており、相互の製品連携強化を図ってきた。今回はさらに、こうした取り組みを強化し、オンプレミスで利用されるAI inside CubeとWinActorとの連携を実現している。

 またNTT-ATはで、AI insideの「ワクチン接種管理業務ソリューション」に対応した高度化シナリオを、WinActorシナリオセンタにて開発した。これを利用することにより、ワクチン接種時に使用する予診票から、ワクチン接種に必要な情報を読み込み・データ化して帳票等に入力・登録するまでの一連の業務を自動化することで、ワクチン接種関連業務の効率化が図れたとのこと。

 両社では、このソリューションの提供によって、各自治体を支援するバックエンド業者や医療関連業者を支援するとともに、顧客企業のさらなるDX推進に向け協業を進めるとしている。