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エイトレッド、UIを刷新したクラウド型ワークフロー「X-point Cloud 3.0」 スマホアプリやAPIなども提供

刷新されたUI

 株式会社エイトレッドは18日、クラウド型ワークフローサービス「X-point Cloud」をメジャーバージョンアップし、「同 Ver.3.0」として4月より提供開始すると発表した。ユーザーインターフェイス(UI)の刷新やスマートデバイス向けアプリの提供などが行われている。

 X-point Cloudは、交通費精算、出張・旅費精算書、通勤費の申請など、さまざまな申請書類を電子化するクラウド型ワークフローシステム。紙帳票をイメージした入力フォームを作成・設定できるため、手書きの申請書と同じ感覚で利用できるという。

 今回は約10年ぶりに、同サービスをメジャーバージョンアップする。まず、UIを刷新するほか、スマートデバイス向けのアプリをリリース。また、関連書類の自動作成機能、設定データのエクスポート/インポート、添付ファイルプレビューおよびドラッグ&ドロップ対応などの強化を行った。APIも提供される。

スマートデバイス向けアプリ

 さらに、従来は14万円(税別)が必要だった費用を無償化するとともに、2000ユーザーまでのライセンス追加に対応している。

 なお、X-point Cloud Ver.3.0へのバージョンアップに伴い、新機能はクラウド版のみに提供され、オンプレミス版については2022年3月末をもって新規販売を終了する。また、サポートサービスとライセンス等の追加購入も2027年3月末に終了するとした。

 なお、これに伴い、エイトレッドでは販売パートナー向けに、オンプレミス版からクラウド版へのデータ移行プログラムを用意した。データ移行作業は、従来はエイトレッドだけが実施できたが、販売パートナーへのデータ移行プログラム提供により、クラウド版へのスムーズな移行を支援するとしている。