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エイトレッド、電帳法対応オプション機能を備えたクラウド型ワークフロー「X-point Cloud V3.4」を提供

 株式会社エイトレッドは26日、同社が開発・提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」について、電子帳簿保存法(電帳法)対応のオプション機能を備えた「X-point Cloud V3.4」を提供開始した。

 オプションは、請求書・見積書・納品書・注文書・領収書などの証憑を、電子データで自社発行または取引先企業から受領した場合に、電帳法の保存要件を満たした方法で保存と管理を行い、会計上の証憑として利用可能にする。メール添付やシステムからダウンロードで受領したデータファイルを、各社で定義したプロセスに基づいて適切な担当者がワークフローで申請・承認・保存することで、監査などの際に適正な証憑の検索・参照を効率的に実施できる。

 機能は、電帳法の「電子取引情報に係る電磁的記録の保存」の保存要件を満たすため、SKJ総合税理士事務所の監修を受けて開発されている。また、エイトレッドは現在、JIIMAの「電子取引ソフト法的要件認証」を申請中で、厳格な要件を満たした機能になるとしている。

 X-point Cloud上で作成するフォームごとに電子取引の対象設定が行えるほか、証憑検索機能は権限を付与されたユーザーのみ利用が可能など、きめ細かな機能を装備。エイトレッドのデータ保存・管理機能は、1TBまでのデータ保存がオプションで利用できる。

 受領した電子請求書などをシステムに添付し、申請承認するだけで簡単に法的要件に即した管理を可能にするとともに、X-point Cloudの強みである柔軟な連携機能によって派生業務を一気通貫に効率化することで、顧客の課題解決に貢献するとしている。

 オプションの価格は月額5000円(税別)。