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荏原製作所、間接費管理基盤として出張・経費管理クラウド「Concur Travel & Expense」を導入へ

 株式会社コンカーは22日、株式会社荏原製作所が、間接費管理基盤として、出張・経費管理クラウド「Concur Travel & Expense」をはじめとするSAP Concurソリューションを採用したと発表した。5月以降に8000名のユーザー規模で導入予定という。

 荏原製作所では、まず間接費業務からデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、社員の意識変革と組織風土改革を目指すとしており、その一環としてConcur Travel & Expenseを導入する。

 これにより、経費精算・出張申請における申請者・承認者双方の利便性と作業効率の向上につながるほか、不正防止・規程に沿った予約手配を促進することで、コスト削減効果にも期待しているとのこと。

 またConcur Expenseでは、モバイルアプリによってテレワークにも対応でき、場所や時間の制約なく経費精算を行える点を評価。さらに、専門の担当者が利用企業の要望に基づいた分析レポートを作成する「レポーティングサービス」を活用し、経費利用状況を可視化して、より効率的かつ高度な管理につなげたい考えだ。

 なお同社では、今後、国内グループ会社にとどまらず、海外グループ会社にも順次導入するとしている。