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リコーが業務ポータルソフト「RICOH Desk Navi」発売、ユーザー間の共同作業を支援する「おしごとルーム」機能を搭載

 株式会社リコーは21日、情報の一元管理を実現する業務ポータルソフトウェア「RICOH Desk Navi」を発表した。2015年2月に発売した中小企業向け文書管理ソフトウェア「RidocDesk Navigator V4」の後継製品に位置付けられており、1月25日より販売を開始する。

 これまでのRidoc Deskシリーズでは、複合機のFAXやスキャナー機能で電子化された文書をPC画面上でハンドリングするとともに、文書管理システム「Ridoc Smart Navigator」のクライアント側の操作端末として利用されてきた。

 新製品のRICOH Desk Naviは、従来の複合機連携や文書管理の機能はそのままに、グループワーク、メーラー、横断検索、エッジデバイス連携などの新機能を追加して提供される。

 具体的には、まず、ファイルサーバー/NAS上に文書保管庫を作成できる「かんたんキャビネット」機能を追加した。

 また、タスクごとにあらゆるデータを一元管理して、業種や業務にあわせた形で情報を共有し、ユーザー間の共同作業を行いやすくする「おしごとルーム」機能を搭載した。WordやExcelなどのOffice文書に加え、メールや写真、WebサイトのURLなど、業務に必要なさまざまなデータを登録でき、案件ごとにタスク文書として保管可能にしているため、業務プロセスの可視化を実現するとのこと。

 さらにメーラー機能を新たに実装しており、RICOH Desk Navi上で、「おしごとルーム」や文書管理サーバー、ローカルキャビネットに保管されたデータのみならず、メールデータも横断して検索できるようにしている。