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リコー、顧客や取引先とのファイル共有を可能にするス「Ridoc Easy Sharing サービス」

 株式会社リコーは、法人向けオンラインファイル共有・保管サービス「Ridoc Easy Sharing サービス」を9日から発売する。

 「Ridoc Easy Sharing サービス」は、クラウド上に文書を安全に保管し、社内外の関係者とファイル共有を行えるようにするサービス。自社のポータルソフトウェア「Ridoc Desk Navigator V4」をユーザーインターフェイスとして利用する。

 Ridoc Desk Navigator V4では、ファイル形式の異なる文書を案件ごとにバインドする機能を搭載しているが、新製品は、そのバインドされた文書をそのままクラウド上に保管でき、社内に加えて社外とも案件ごとに文書を共有可能にした。

 また、文書をクラウド上にアップロードする際にはウイルスチェックを行い、暗号化して保存する仕組みを採用。ゲストユーザーが文書をダウンロードした際に通知したり、いつ・誰が・どの文書をダウンロードしたかをログで確認したりする機能も備えている。

 リコーでは、図面・設計書や受発注文書などを顧客、あるいは協力会社とやり取りすることが多い製造業・卸売業や、企業を横断するようなプロジェクトでの利用が効果的としている。

 価格は、1IDあたり月額980円(税別、ディスク容量1GB)、5IDあたり月額3200円(税別、ディスク容量5GB)。なおリコーでは、年間1万5000IDの販売を目標としている。