KDDIの法人向け電話システム「Cisco Webex Calling」、エンタープライズメニューの価格を改定

　KDDI株式会社は21日、2021年1月1日に、Ciscoのクラウド電話サービス「Cisco Webex Calling」の料金を改定すると発表した。上位プラン「エンタープライズメニュー」において、1IDあたりの月額料金を2000円（税別、以下すべて同じ）から1200円に値下げする。なお、1IDあたり月額1200円で提供されている下位プラン「ベーシックメニュー」は廃止され、エンタープライズメニューへ自動で移行されるとのこと。

　「Cisco Webex Calling」は、固定電話回線や主装置などの宅内設備不要で利用できるクラウド電話サービス。固定電話番号（0～ABJ番号）での外線通話、内線通話（PBX機能）をマルチデバイス（BYOD対応可能）で利用できるため、場所にとらわれず、オフィスと同じように業務を継続できるという。

　現在は、クラウド電話機能（固定電話機、モバイル、PC）を利用できるベーシックメニューと、上位のエンタープライズメニューを提供しているが、今後はエンタープライズメニューに統一される。

　エンタープライズメニューでは、複数端末での通話を可能とするマルチデバイス通話機能と、チャットやファイル共有でチーム内の情報共有を実現するCisco Webex Teamsが利用可能なため、さらに便利に利用できるとしている。