ニュース
EGセキュアソリューションズ、オンライン事業立ち上げ・拡大時の脅威分析支援サービスを提供
2020年10月14日 13:00
EGセキュアソリューションズ株式会社は13日、サービスの企画・拡大時の脅威分析支援に特化した「オンライン事業立ち上げ・拡大支援特化型 セキュリティアドバイザリーサービス」の提供を開始した。
EGセキュアソリューションズでは、近年、金融系サービスにおける、サービスの新規立ち上げや他社サービスとの連携に起因するインシデントが相次いで発生しており、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、新たなオンラインサービスの提供を急ぐあまり、十分なセキュリティリスクを検討せずローンチされるサービスが跡を絶たないと説明。
こうした状況を受け、サイバーセキュリティの専門的知見と技術に基づき的確なアドバイスを提供するセキュリティアドバイザリー契約に、サービス企画・拡大の際の脅威分析支援を加えたサービスを提供する。
オンライン事業立ち上げ・拡大支援特化型 セキュリティアドバイザリーサービスでは、事業やサービス内容に合わせた脅威分析支援に加え、脅威分析を踏まえたセキュリティ対策や課題を、セキュリティ専門家の見地からアドバイスする。また、すでにサービスを運用しているものの、現状のセキュリティリスクを明らかにし、継続してセキュリティ強化に取り組みたいという場合には、サービス立ち上げ後の「脅威ベースペネトレーションテスト」をオプションで追加できる。
脅威分析支援では、サービス企画や要件定義の際に必要な脅威分析の実施をサポートする。顧客の事業内容やサービス内容に合わせ現実的な脅威を洗い出し、リスク評価や対策の要否を検討する際に、セキュリティ専門家の見地からアドバイスいたする。
脅威分析を踏まえたセキュリティ対策や、セキュリティ課題解決のアドバイスについては、サービス企画時のみにとどまらず、その後の工程において出てくるさまざまなセキュリティ課題に対し、セキュリティ専門家が社外のセキュリティ相談役として、かかりつけ医のような立場で事業の成長を支援する。契約時間の範囲内であれば、要件定義や設計レビューのほか、社内教育のための講座開催なども対応する。
運用中のサービスについては、個別システムとしての評価だけでなく、システムだけでなくオペレーションも含めたサービス全体のリスク評価の一環として、現状のセキュリティ対策の有効性を評価する。ヒアリングやドキュメント精査という机上のアセスメントにプラスして、ペネトレーションテストによる実地調査を行うことにより、コールセンターなども含めた業務フローや開発・運用プロセスの効果的な改善が可能になる。要望に応じて、アセスメント範囲を限定するなど、オプションサービスとして低価格から利用できる。
これから立ち上げる事業へのトータルサポートについても、要望や課題に応じて、セキュリティアドバイザリ契約本プランに加え、脆弱性診断などのセキュリティサービスのほか、動作検証や本人認証導入、カスタマーサポートなど、オンライン事業をサポートするさまざまなサービスを組み合わせ、これから立ち上げる事業に最適なサポートプランの提案にも対応する。
サービスの費用は月額40万円から。対象サービスや事業規模、サポート内容により個別見積もり。