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MetaMoJi、遠隔会議時の資料共有などを支援する「MetaMoJi Share for Telework」

体験版を提供開始、製品版は10月から販売

 株式会社MetaMoJiは23日、遠隔会議での資料共有などを支援するソリューション「MetaMoJi Share for Telework」の体験版を提供開始したと発表した。製品版の販売は10月の開始を予定している。

 テレビ会議・Web会議をはじめとする遠隔会議では、書類・資料を共有したとしても、どこを説明しているのかが的確に伝わりにくいという。今回発表された「MetaMoJi Share for Telework」は、こうした状況を改善するためのソリューション。リアルタイムでの資料共有、手書きメモや署名の書き込み、写真やビデオの張り付け、音声による記録などの機能を利用できる。

 具体的には、発表者が、自分の考え・意図を参加者全員にわかりやすく伝える機能「発表者モード」を備えており、発表者がページの切り替え、拡大・縮小、説明個所の指し示し、メモ書きなどの操作をすると、すべての参加者の画面にリアルタイムで追従・表示されるため、発表者の考えを的確に伝えられるとした。なお、資料の拡大は最大2500倍まで、しかも品質を保ったまま行えるので、細かな部分までしっかり確認可能になるとしている。

 一方、複数人が同時に書き込み、内容をリアルタイムに共有できる「Share」機能も搭載。発表者が説明中でも、その場ですべての参加者が考えや意見を同時に書き込み、参加者全員の画面にリアルタイムに反映することができる。ただし、書いたメモをほかの人には伝播させない「プライベートモード」も搭載しており、参加者全員での共有と、自分だけのメモの切り分けを行えるとのこと。

 なお、手書き入力により思いついたときにさっと書けるため、最もストレスがなく、考え・意見を言葉として表現することが可能で、資料が配布された会議中であってもページや資料の追加が自由自在に行える。手書きだけでなく、写真や動画も張り付けられ、あらゆるデータを1つのノートに集約できるとのことだ。

 価格(税別)は、1ユーザーあたり月額1500円で、3ユーザーより利用可能。オプションの「MetaMoJiクラウド 容量追加オプション」が1GBあたり月額100円(税別)、「ゲストユーザー追加オプション」が1ユーザーあたり月額500円(税別)。

 iOS 8以上、Windows 10(バージョン1703 Creators Update以上)に対応している。