MetaMoJi、テンプレート作成支援機能などを搭載したデジタル野帳アプリ「eYACHO for Business」新版

　株式会社MetaMoJiは6日、法人向けのデジタル野帳アプリ「eYACHO for Business」（以下、eYACHO）をメジャーバージョンアップすると発表した。

　「eYACHO」は、建設現場などで使われているメモ帳「野帳」をデジタル化したアプリ。画像認識AI技術を応用したテンプレート作成支援機能や、テンプレートと図面ピンのリンク機能、プッシュ通知機能、承認依頼管理機能（承認ビュー）、ノートの横断検索（全文検索）機能などを追加し、現場業務によりフィットできる機能強化を行ったという。

　このほか、表計算・グラフ機能やレイヤー・階層表示機能の強化、外部システムとの連携拡大、日報→月報自動生成テンプレートの追加なども行われている。

　価格（税別）は、クラウド版の場合、1ライセンスあたり年間2万8000円から。5ユーザー以上で利用できる。別途、初期費用が30万円から。

　また今回は、現場向けデジタルノート「GEMBA Note for Business」、リアルタイム会議支援アプリ「MetaMoJi Share for Business」もバージョンアップされた。

　このうちGEMBA Note for Businessでは、Excelで作られた既存帳票からフォームを簡単に生成する機能や、承認・依頼フィールドの搭載により、紙の帳票と同じレイアウトのままで業務ソリューションを構築できるようになったという。

　またMetaMoJi Share for Businessについては、ユーザーからの要望が多かったという、検索機能や通知機能を強化し、さらなる利用シーンの拡大を目指すとのこと。

　いずれのアプリについても、7月下旬の提供開始を予定する。