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IDaaS「Gluegent Gate」がサイバートラストの「デバイス ID」と連携、端末認証をサポート

 サイオスグループの株式会社グルージェントは20日、IDaaS(Identity as a Service)サービス「Gluegent Gate」とサイバートラスト株式会社のデバイス証明書管理サービス「サイバートラスト デバイスID」(以下、デバイスID)を連携させた端末認証強化機能を、8月28日より提供開始すると発表した。

 グルージェントのGluegent Gateは、G SuiteやOffice 365などのクラウドサービスを含め、さまざまなサービス/システムでのアカウント管理を一元化できるクラウド型のID管理サービス。IPアドレス制御、端末認証、クライアント証明書認証など多様なアクセス制御方式を実装しており、ID/パスワード認証にこれらを組み合わせることで、安全性を向上させることが可能という。また、一度の認証で複数のサービスのログインできるシングルサインオン(SSO)を採用し、IDやパスワードの使い回しによるセキュリティリスクを低減するとした。

 今回はこのGluegent Gateが、サイバートラストが提供するデバイスIDと連携することにより、Gluegent Gateの管理者サイトからデバイスIDの発行から配布および失効までを運用可能となった。これにより、さまざまなクラウドサービスへのアクセスをデバイスIDがインストールされた端末のみに限定する、といったことが容易に可能になる。

 またアカウントを一元管理可能なため、入退社情報や組織改編情報の反映などを的確に運用することも可能。利用者は、クライアント証明書とパスワード認証を併用した多要素認証により、セキュアな端末認証が実現できるのみならず、複数のIDを管理する煩わしさから解放されるとしている。