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サイオステクノロジーのIDaaS「Gluegent Gate」、統合的なID管理を実現する新機能を提供

企業グループ・サプライチェーンの統合的なID管理を可能に

 サイオステクノロジー株式会社は16日、クラウド型ID管理サービス(IDaaS)「Gluegent Gate」において、「統合ID管理」機能を提供開始すると発表した。オンプレミスやクラウドに配備されたシステム/サービスにおけるIDを、海外拠点も含む企業グループ全体はもちろん、サプライチェーンも含めて統合的に管理できるようになるとのこと。

 Gluegent Gateは、G SuiteやOffice 365などのクラウドサービスを含めて、さまざまなサービス/システムのアカウント管理を一元化できるIDaaS。今回は同サービスにおいて、企業の認証セキュリティとIDガバナンスの強化を実現するために、オンプレミスおよびクラウドに配備するさまざまなシステムやサービスにおけるIDを統合的に管理できるよう、Gluegent GateへのID情報の取り込み、およびGluegent Gateから外部システムへのID情報の伝搬について、連携できるシステムを大幅に追加し、新たな統合ID管理機能として提供する。

 この統合ID管理機能により、IDの追加・削除・編集が発生するたびに行っていた、各システムや各拠点での手作業による操作が不要になり、ID情報の正確性を維持しながら効率的にIDを管理可能になったという。また、ID情報とIDにかかわるログを一元的に管理でき、IDガバナンスの強化にもつながるとしている。

統合ID管理の機能イメージ

 今回追加された、新たな連携対象は以下の通り。

 なお従来、Gluegent Gateの統合ID管理はクラウドサービスのみを対象としていたが、今回の機能拡充に伴い、「Enterpriseエディション」以上では、複数システムとの連携が可能になる。Enterpriseエディション以上での連携対象システムは、3システム単位で追加購入が可能。また、Enterpriseエディション以上の既存ユーザーにも同機能を適時提供するとした。