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サイバートラストの端末認証サービス「デバイスID」が、Microsoft Intuneに対応

 サイバートラスト株式会社は14日、端末認証サービス「サイバートラスト デバイスID」が、日本マイクロソフトのモバイルデバイス管理(MDM)サービス「Microsoft Intune」に対応したと発表した。

 デバイスIDは、管理者が許可した端末にのみデバイス証明書を登録し、かつ一度登録されたデバイス証明書の複製や取り出しができない仕組みを実現した、厳格な端末認証を実現するデバイス証明書発行管理サービス。デバイス証明書を登録した端末のみを接続先のネットワークへアクセス可能にすることで、不正アクセスを防ぎ、安全なサービス利用環境を構築できるという。また、管理者が発行申請したデバイス証明書はクラウド経由で利用者に配布可能。Windowsデバイス、iPhone、iPad、Android搭載端末やMacなどのさまざまな端末に対応している点も特徴だ。

 一方のMicrosoft Intuneは、MDMとモバイルアプリケーション管理(MAM)を中心に、多様な管理機能を提供するクラウドサービス。スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスとアプリの構成ポリシー、ソフトウェアの更新ポリシーやインストールの状態などを管理・制御できる。

 今回、デバイスIDがMicrosoft Intuneに対応したことで、利用企業が発行した証明書のデバイスへの配布、デバイスのコントロールなどがより容易に可能になり、認証レベルの強化と運用の利便性向上を実現するとしている。