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パブリッククラウドの推奨サイジングをアドバイス――、JBCCが運用付きマネージドクラウド「EcoOne」強化

 JBCC株式会社は27日、構築・運用付きマネージドクラウドサービス「EcoOne」において、パブリッククラウドサービスの利用状況に応じ、サーバーやストレージなどの最適なサイジング推奨案を月次でアドバイスするサービスを開始したと発表した。

 新機能は、クラウド利用状況のデータ収集機能や自動分析機能から導き出した最適な推奨構成案を、月次レポートとして提供するもの。「EcoOne」にヴイエムウェアの「CloudHealth by VMware」の機能をプラスすることで実現したという。

 具体的には、パブリッククラウド上の利用環境を継続的にモニタリングし、推奨構成案をレポーティングするほか、最適なインスタンスタイプやサイズ、および長期予約(リザーブドインスタンス)によるコスト削減を提案してくれる。

 これにより、パブリッククラウドを要件に応じて活用しつつ、オーバースペックのサーバーやストレージを適正化可能になるため、コストメリットの最大化を図れるとしており、パイロット導入したユーザー企業では、約25%以上のコスト削減を実現したとのことだ。

 また、実績のあるセキュリティ設定と比較して、ユーザー企業の対応レベルを確認する機能も提供される。