ニュース

Windows Virtual Desktopの最適なサイジングから導入・運用をトータルで支援――、JBCCが新サービス

 JBCC株式会社は18日、クラウド型仮想デスクトップ(DaaS)の導入支援サービス「EcoOne VDI for Windows Virtual Desktop」を同日より提供開始すると発表した。日本マイクロソフトのDaaS「Windows Virtual Desktop」と、レイクサイド ソフトウェアのIT環境可視化ツール「SysTrack」による導入前評価を組み合わせることで、導入前にユーザー操作の快適性評価を行い、最適な構成を導き出せるという。

 EcoOne VDI for Windows Virtual Desktopは、Windows Virtual Desktop環境の設計から構築・運用までを一気通貫でサポートするサービス。Windows Virtual DesktopはMicrosoft Azure上で実行され、ひとつのWindows 10環境を複数のユーザーで共有できるため、使い方によっては大幅なコスト削減が図れることを特長としている。

 こうした特長を最大限に生かすため、EcoOne VDI for Windows Virtual Desktopでは、JBCCがSysTrackを利用し、導入後のユーザーの操作性やシステムで障害となりうる要素を特定することにより、パフォーマンスを維持しつつ何人のユーザーで共有するかの集約率を導き出して、最適なサイジングを算出する。

 これによって、ユーザーにストレスを感じさせない満足度の高い仮想デスクトップ環境を、最適なコストで構築可能にするとした。またオプションにより、24時間365日の運用支援も行う。

 価格は、導入前検証サービスが10万円から(20ユーザーまで)。本番環境での利用料、初期構築費用は個別見積もりとなる。

 なおJBCCでは、ほかの仮想デスクトップと比べて、最大50%のコスト削減と快適なパフォーマンスの両立を実現できるとしており、主にテレワークを推進する企業向けに展開する考え。同社では、2021年3月までに30社への導入を目指すとしている。