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JBCC、マルチクラウドとオンプレミスの両環境を統合監視可能な「EcoOneハイブリッドクラウド監視サービス」
2021年5月17日 11:33
JBCC株式会社は17日、構築・運用付きマネージドクラウドサービス「EcoOne」において、監視機能を強化し、マルチクラウドとオンプレミスの両環境を集約して全環境を一元的に監視可能な「EcoOneハイブリッドクラウド監視サービス」を提供すると発表した。
「EcoOneハイブリッドクラウド監視サービス」は、クラウドとオンプレミスの両環境で稼働するOSやアプリケーションを対象に死活監視や性能監視を行い、異常時にアラートをメール通知するサービス。初期設定や日々の監視・運用をトータルで提供するほか、JBグループ運用センターのオプションサービスと組み合わせることで、24時間365日の体制で、万一の障害にも迅速に対応できるという。
また、マルチクラウド環境とオンプレミス環境を一つの画面で監視・確認できるので、運用負荷を軽減可能。さらに、これからクラウド移行を検討する企業や、段階的なクラウド移行を計画している企業が利用すれば、移行後も運用や操作性を変える必要がないため、安心してクラウド移行を推進できるとしている。
加えて、クラウド事業者が提供する監視サービスでは、通常、それぞれのクラウドに全体障害が起きた場合には監視機能自体が稼働しないが、このサービスでは、クラウド自体に障害が発生した場合でも異常を検知できるとのこと。
サービスの監視機能は米Datadogの「Datadog」を活用しており、具体的な監視内容としては、死活監視、性能監視(CPU、メモリ、ディスク使用率)、プロセス監視(プロセスやサービスの稼働状況)などを提供。あらかじめ設定した値や条件をもとに障害を自動検知し、担当者へメール通知を行う。なお、監視対象とするクラウド環境、オンプレミスサーバーには専用のエージェントプログラムを導入する必要がある。
価格は、クラウド環境が1インスタンスあたり月額700円から、オンプレミス環境が1サーバーあたり月額3000円から。別途、「EcoOne IaaSサービス」の契約が必要となる。