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パロアルト、専門家による脅威ハンティングサービス「Cortex XDR MTH」を提供

 パロアルトネットワークス株式会社(以下、パロアルト)は17日、同社の脅威インテリジェンスチーム「Unit 42」による24時間体制の脅威ハンティングサービス「Cortex XDR Managed Threat Hunting(以下、Cortex XDR MTH)」を、日本市場でCortex XDRを利用する顧客向けに、一般提供を開始したと発表した。

 Cortex XDRは、パロアルトのエンドポイントセキュリティ製品「Traps」や、次世代ファイアウォール、クラウドセキュリティ製品群「Prisma」など、さまざまなデータソースのログを統合し、セキュリティプラットフォーム「Cortex」に蓄積した情報をベースに、脅威の検出・調査・対処を行う製品。

 Cortex XDR MTHは、エンドポイント、ネットワーク、クラウド全体にわたる重要なセキュリティデータソースを、最高水準の脅威分析の元、専門家が24時間体制で監視する。Unit 42のアナリストが、Cortex XDRを活用して脅威分析およびデータ探索を遂行し、最先端の脅威研究の元に攻撃の対策を講じる。

 また、ネットワーク、エンドポイント、クラウド環境におけるリスクの高い脅威を把握し、実用的な対策をとるための脅威レポートを提供する。複数組織に影響を与える新たな脅威に対して予防策を講じることができる各種レポートにより、エスカレートする前にリスクを排除できる。

 パロアルトでは、Cortex XDR MTHにより、Cortex XDRのすべての顧客が、アナリストと技術により追加の管理工数なしでセキュリティ体制を改善し、ステルス攻撃からの保護を強化できるようになるとしている。

 また、Cortex XDRについても、ダッシュボードやアラート、サードパーティとの統合を向上させる新たな機能を追加した。