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従業員への依頼達成率向上を支援――、日立ソリューションズの「グループタスク リマインダーサービス」

 株式会社日立ソリューションズは20日、従業員への依頼事項を効率良く確実に完了させることを支援するクラウドサービス「グループタスク リマインダーサービス」を、4月21日から提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。なお、日立ソリューションズをはじめとする日立グループですでに導入されており、約3万8000名が利用しているという。

 「グループタスク リマインダーサービス」は、セキュリティチェックや資産の棚卸し、eラーニング受講、規則改定に伴う周知徹底、年末調整書類の確認・提出など、企業から従業員への依頼事項を、期限内に、効率良く確実に完了させることを支援するクラウドサービス。依頼事項の発行から実施状況の確認、未実施者のフォローまでをクラウド上で一元的に管理できる。

 具体的には、企業のイントラネットなどのポータル画面に、未実施分の依頼事項を付せん形式で簡単に表示する仕組みを提供。依頼事項を視覚的に意識させることにより、実施率を向上させるとした。

 日立ソリューションズでは、自社の社員が毎日参照するイントラネットのポータル画面に付せん形式で表示することによって、期限内で完了した依頼事項の実施率が、メールのみで依頼した場合の67%から、98%に向上したという。

 一方、依頼者や部門の責任者向けは、対象となる従業員の実施状況をリアルタイムで確認可能して、ボタンひとつで簡単にフォローを行えるようにしており、業務効率の向上を支援するとのことだ。