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BIPROGY、従業員への依頼事項の発信や進捗管理に日立ソリューションズのTODO管理「グループタスク リマインダーサービス」を導入

 株式会社日立ソリューションズは18日、BIPROGY株式会社に、全従業員、常駐者向け実施依頼や調査依頼などをイントラ上で通知し、完了するまでフォロー可能な「グループタスク リマインダーサービス」を導入したと発表した。BIPROGYは、グループ企業も含む1万人の従業員・常駐者に対する社内のTODO管理の効率化で、コーポレートガバナンス向上を推進している。

 BIPROGYはこれまで、従業員への依頼事項の発信や進捗管理が、メールとExcelの組み合わせや内製した独自システムなど、部署ごとにバラバラに行われており、多大な手間と時間を要していたことから、会社組織全体でTODO管理ができる手段を模索していた。これまでは、部署単位で依頼事項の展開や進捗管理の方法が異なっており、全社レベルの依頼事項の進捗や未完了の人への催促に、多くの手間と時間を要していた。また、独自で開発した内製システムを使っている部署では、そのメンテナンスの工数が課題になっていた。

 一般的なTODO管理は、プロジェクトチームや個人の管理を目的としたものとなっており、BIPROGYが求めている全社レベルで依頼管理を実現できるソリューションとして、日立ソリューションズのグループタスク リマインダーサービスが選定された。

 この課題に対して、グループタスク リマインダーサービスを導入することで、未回答の従業員へのフォローや進捗管理を、全社で効率的に行えるようになった。依頼事項の発信から3日で回収率約95%を達成した依頼や、役職者会議での依頼進捗の棚卸しを廃止し、棚卸しに要していた時間が不要となった部署もある。これらは、日立グループでの活用で得たノウハウをもとにした、日立ソリューションズのサポートにより実現したという。

 日立ソリューションズは今後も、グループタスク リマインダーサービスを通して、ITを活用したガバナンス強化を支援するとともに、企業経営のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)に貢献していくとしている。

グループタスク リマインダーサービスを適用した依頼管理イメージ