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NECソリューションイノベータとNEC、勤務時間の可視化などで働き方改革を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」
2020年2月19日 12:58
NECソリューションイノベータ株式会社と日本電気株式会社(以下、NEC)は19日、NECソリューションイノベータが提供する「NEC 働き方改革支援ソリューション」と、NECが提供する「働き方見える化サービス」の機能を統合し、スマートワークの推進、労働時間の適正化やチームの生産性の向上を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」を3月1日から提供すると発表した。
「NEC 働き方見える化サービス Plus」は、時間や場所にとらわれない労務マネジメントや、メンバー間のコミュニケーションの向上による業務改善などが可能にするサービス。
各従業員の勤務場所や時間外勤務状況、休暇状況などを可視化する「コミュニケーションダッシュボード」により、メンバー間で状況を共有できるようにし、負荷の把握や業務分担の見直しなどの対策に活用できる。
勤務状況については、PCから収集したログを元にしたPCの操作時間や、勤怠システムから取得した勤務実績、従業員自身が登録した勤務予定時間を比較することで、客観的労働時間を把握する。これらの情報から、法令違反となる勤務の上限時間、または36協定などにより企業が事前に設定した上限時間に近付いたり超過した場合、自動的に検知・予測し、コミュニケーションダッシュボードにアラートを表示し、メンバーの労働時間に対する意識向上を支援する。
さらに、時間外勤務申請と連動し、終業予定時間になるとPCをロックする機能を提供。上司が部下の残業可否を事前に判断し、不要不急の残業の防止につなげることができる。
PCで操作していたアプリケーションやファイルの情報を可視化し、自己分析を可能にする機能も提供する。
また、9月にはMicrosoft Teamsとの連携機能の提供を予定。サービスに登録した「今日の業務予定」を、プッシュ型でMicrosoft Teamsに発信し、チームメンバーで共有できるようにする。これにより、メンバーの情報をMicrosoft Teams上でも参照でき、メンバー間のコミュニケーションを促進する。
「NEC 働き方見える化サービス Plus」の価格(税別)は、コミュニケーションダッシュボード、勤務予定の申請、PC操作開始/終了時刻の取得、ダウンロードが可能な「ライトプラン」が1IDあたり月額250円。ライトプランに加え、PCロック、勤怠システムとの連携、働き方分析に対応する「スタンダードプラン」が1IDあたり月額350円。スタンダードプランに加え、アプリやファイルの利用状況による自己分析、今日の業務予定をメールで共有する機能、タスクの共有、休暇計画の共有、見える化したデータの出力(CSV形式)に対応する「アドバンスプラン」が1IDあたり月額500円。各プランとも、10IDから提供が可能。
NECソリューションイノベータとNECでは、今後3年間で、全プラン合計で50万IDの導入を目指す。