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「NEC 働き方見える化サービス Plus」、重要な社内連絡を従業員のPCに表示する通知機能を提供

分析機能により、社内通知の効果測定も支援

 NECソリューションイノベータ株式会社は18日、業務可視化支援サービス「NEC 働き方見える化サービス Plus」を強化し、重要な社内連絡を従業員のPCに表示する「お知らせプッシュ通知/分析」機能を、1月下旬より提供すると発表した。全プランの標準機能として提供され、追加費用なく利用できるという。

 NEC 働き方見える化サービスPlusは、PCの利用状況を自動で収集し、客観的なデータで働き方の見える化を支援するサービス。働き方分析機能やコミュニケーション機能により、チームの生産性向上をサポートできるほか、勤怠データと連携することで、労働時間の適正な把握を実現するという。

 今回の機能強化では、重要な社内連絡等を画像・リンク付きメッセージとして指定時刻に従業員のPCに表示できる新機能「お知らせプッシュ通知/分析」を追加した。管理者は、通知内容や通知タイミングを自由に設定できるほか、通知範囲は全社通知だけでなく、特定の組織のみに通知する設定にも対応する。これにより、例えば、経営施策説明会のような従業員全員に参加を求めたいイベント案内や、労働管理を目的とした勤怠入力や休憩を促すアナウンスなど、幅広い通知に対応できるという。

 また、発信した通知の「分析」が可能で、「通知が表示された人数」や「通知をクリックして詳細情報へリンクした人数」などの結果から、通知に対する従業員の興味を測るなど、社内通知内容の効果測定を支援するとのこと。加えて、組織別や役職別で出力して分析できるため、問題となっている箇所の発見にも役立つとしている。

 なお、NECソリューションイノベータでは、在宅勤務やスーパーフレックスタイム制度を導入しているため、従業員の適切な休憩時間の確保が課題となっていたが、この「お知らせプッシュ通知」を活用して、毎日指定した時間に休憩を促すアナウンスを表示したところ、プッシュ通知時間帯の休憩取得登録件数を10%以上増加させることに寄与したとのことだ。