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パイプドビッツ、情報資産プラットフォーム「スパイラル」新版を発表、新メソッド追加で開発の生産性を向上

 株式会社パイプドビッツは28日、情報資産プラットフォーム「スパイラル」の新バージョン1.13.1を2月26日に提供開始すると発表した。また、28日から新バージョンのβ版の受付を開始した。

 新バージョンでは、これまで以上に少ないコードでアプリケーション構築ができるよう必要な関数を見直し、API、PHPのメソッドを追加することで、ユーザーによるプログラムの設計・開発工数を削減する。これにより、これまで複数回の処理に分けてしか実現できなかったものが、一回のリクエストで実現できるようになる。

 たとえば、「更新登録(upsert)」メソッドでは、これまでは登録するレコードが「既に登録されているかどうかを確認」「登録されていれば更新」「登録されていなければ新規登録」と処理の分岐が入るため、複雑な処理を設計・構築する必要があった。これが、一回のリクエストで実現できるようになるため、構築するプログラムの削減につながるとしている。また、一度のリクエストで全件のデータ取得が可能となる新メソッドも追加となるため、リクエスト数を削減できるなど、アプリケーション開発の生産性が向上する。

 このほか、操作画面からオプション機能の確認・申請を可能にすることで、オプション機能の申込および解約にかかる手続きを簡略化した。