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沖縄科学技術大学院大学、学内の共有ストレージ環境にピュア・ストレージの「FlashBlade」を採用
2020年1月14日 17:07
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(以下、ピュア・ストレージ)は14日、沖縄科学技術大学院大学(以下、OIST)が、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ「FlashBlade」を採用したと発表した。同大学ではこれにより、Ethernet上の分散環境でも高速アクセス可能なストレージシステムを実現したという。
OISTのコンピュータ環境では、異なる研究室から全学共有のデータストレージにアクセスできる環境を整えており、これによってコラボレーションを加速させているという。そのため、ハイスペックの計算リソースに対応できること以外に、ストレージの集約や使いやすさといった点も求められていたとのこと。
また最近は、GPUを活用した機械学習やディープラーニング(深層学習)の処理が多いため、GPUを並列でたくさん使いたいというニーズが増えており、いくつかの研究機器からのデータ転送に時間がかかっていた点も問題だったという。
同大学では、こうした課題の解決に向け条件に合うストレージを探していたが、2017年からピュア・ストレージ製品の検証を開始し、パフォーマンスを確認。FlashBladeの導入に至ったとした。
なお、一部の研究グループでは、研究機器と共有ストレージ間の通信がボトルネックになっていたため、ユーザー側で独自にストレージを導入していたというが、FlashBladeの導入でそのボトルネックが解消され、研究機器とHPC間のデータ橋渡しに関するストレスを解消できたとのことだ。