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カカクコム、ピュア・ストレージのデータソリューションでストレージインフラの安定性向上を実現

 ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(以下、ピュア・ストレージ)は4日、株式会社カカクコムが、ピュア・ストレージのデータソリューションを採用し、ストレージインフラの安定性向上を実現したと発表した。

 大規模購買支援サイト「価格.com」、レストラン検索・予約サイト「食べログ」をはじめ、さまざまな情報サイトを運営するカカクコムにとって、ダウンタイムの発生はビジネスに直結するが、以前のストレージインフラは安定性に欠け、しばしば障害が発生してしまっていたという。

 そこでカカクコムは、さまざまな検証を行った結果、同社のストレージ「FlashArray」でクラスタを構成する機能「ActiveCluster」による冗長性などを評価し、ピュア・ストレージのソリューションの採用を決定した。

 ピュア・ストレージのソリューションでは、AIを活用したクラウドベースの管理システム「Pure1」が提供されており、これを用いてActiveClusterシステムを自動的に管理し、異なるストレージアレイ間の負荷分散を行うことで、カカクコムのインフラチームの負担を軽減しているとのこと。さらにPure1では、監視できる項目も多く、ストレージがどのように利用されているかについて、詳細に分析できる点も高く評価したとしている。

 このほかピュア・ストレージでは、半導体不足によってIT機器の調達に遅れが生じている中で、本番環境でも利用できる検証機を迅速に提供できたこともカカクコムに評価されたと説明した。