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アライドテレシス、一部のレイヤ3スイッチをセキュリティソリューションのコントローラとして利用可能に

「AMF-SECurity mini」を発表

 アライドテレシス株式会社は28日、同社製スイッチに搭載されているネットワーク統合管理機能「Vista Manager mini」を拡張し、ネットワークセキュリティソリューション「AMF Security」(以下、AMF-SEC)のコントローラ機能を提供する「AMF-SECurity mini」を発表した。そのために必要なライセンス「AT-SW-ASEC-1Y-2020」などを、5月31日より提供開始する。

 アライドテレシスでは、アドバンストレイヤ3スイッチ「SwitchBlade x908 GEN2」や「CentreCOM x950シリーズ」をネットワーク統合管理コントローラとして利用できるVista Manager miniを提供している。

 今回発表したAMF-SECurity miniは、これをセキュリティ対策ソリューションのAMF-SECにも拡張したもので、ライセンスを追加購入することにより、SwitchBlade x908 GEN2とx950シリーズがAMF-SECのコントローラとして利用できるようになる。

 これによって、セキュリティインシデントの発生時に不正端末を自動隔離するなど、安全なネットワーク環境を実現するAMF-SECurityを、別途サーバーやコントローラを用意することなく、コストを抑えて利用可能になるとのこと。

 AMF-SECurity miniのライセンスは特定期間の利用権を付与するアニュアルライセンスで提供され、1年間のAMF-SECurity miniライセンスと、AMFアプリケーションプロキシーライセンスがセットになったAT-SW-ASEC-1Y-2020が40万円(税別)。また5年間ライセンスの「AT-SW-ASEC-5Y-2020」は120万円(税別)、7年間ライセンスの「AT-SW-ASEC-7Y-2020」は140万円(税別)で提供される。