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アライドテレシス、スイッチ/ルータ製品向けの追加機能ライセンスをシンプルに

 アライドテレシス株式会社は、スイッチ/ルータ製品向けの追加機能ライセンスをリニューアルし、4月2日より出荷開始すると発表した。製品ごとにひも付けていた各機能のライセンスを製品カテゴリごとに共通化することで、ライセンス選定や追加をシンプルかつ低コストに行えるようにするという。

 アライドテレシスでは従来、統合ネットワーク管理機能において管理する側となる「AMFマスター」や、無線LAN環境を統合管理する「無線LANコントローラー」、チャンネルブランケット型無線LANを構築するための「無線チャンネルブランケット」といったライセンスを、製品ごとにひも付けて提供してきた。

 しかし今回は、製品カテゴリである「スイッチ製品」「ルータ製品」の単位でライセンスを統合。AMFマスター、無線LANコントローラー、無線チャンネルブランケットそれぞれについて、新アニュアルライセンスを提供する。

 具体的なラインアップとしては、機能ごとに、利用可能期間1年/5年/7年が選択できる「基本ライセンス」と、各機能を利用する管理ノード数を追加するための「追加ライセンス」、各機能の利用期間を1年単位で更新できる「更新用ライセンス(1年)」を用意した。

 ネットワーク規模や有線/無線の管理ノード数に合わせ、追加ライセンスを購入可能となるため、それまでの投資を保護しながら、急なネットワークの拡張やノード数の増加にも柔軟に対応できるとのことだ。

管理ノード数の積み上げが可能な累積型ライセンス
柔軟な追加ライセンス購入で低コスト化

 ルータ用新アニュアルライセンスでは、「AT-AR4050S」が対象。価格例(税別)は、AMFマスター基本ライセンス(5メンバー、1年)が6万6500円、AMFマスター追加ライセンス(5メンバー、1年)が4万9000円、AMFマスター基本ライセンス(5メンバー、1年)の更新用が6万6500円となる。

 一方、スイッチ用新アニュアルライセンスは、「AT-SBx81CFC960」「AT-SBx81CFC400」「AT-SBx908 GEN2」「x950シリーズ」「x930シリーズ」「x530シリーズ」が対象。価格例(税別)は、AMFマスター基本ライセンス(10メンバー、1年)が15万円、AMFマスター追加ライセンス(10メンバー、1年)が11万円、AMFマスター基本ライセンス(10メンバー、1年)更新用が15万円、などとなっている。

 なお、すでに各機能のライセンスを購入しているユーザーも、新ライセンスの適用が可能。既存ライセンスの使用期限が切れる場合も、新ライセンスの購入により、機能を継続して利用できるとした。