サーバーワークスとMSYSが協業、「Amazon Connect」と「MSYS Omnis」がシステム連携

　株式会社サーバーワークスは12日、丸紅情報システムズ株式会社（以下、MSYS）と協業し、MSYSが提供するクラウドAIサービス「MSYS Omnis」と、Amazon Web Services（AWS）のクラウド型コンタクトセンター基盤「Amazon Connect」とのシステム連携を行うと発表した。

　Amazon Connectは、Amazonのコンタクトセンターと同じ技術が使われている、セルフサービスのクラウド型コンタクトセンター。

　一方のMSYS Omnisは、GoogleがGoogle Cloud Platform（GCP）の一機能として提供している、音声認識精度の高いGoogle Cloud Speech-to-Textを利用したクラウドAIサービス。MSYSがコンタクトセンターでの利用シーンに合わせて開発した、チューニングレス運用の簡便性、導入までのスピード、価格優位性といった特徴を備えているという。また音声認識に加え、文章要約やAI FAQなど多くの機能を持つとのこと。

　今回、両サービスが連携することにより、Amazon Connectの各機能に加えて、オペレータと顧客による通話内容のテキスト化、音声認識を利用した業務効率化や、AI FAQを利用したオペレータの補助などが実現できるとのこと。

　なおサーバーワークスでは、Amazon Connectの環境構築をはじめとするコールセンター向けソリューション「Amazon Connect ソリューションパッケージ」の1つとして、MSYS Omnisの取り扱いを開始するとのことだ。