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GRANDITとmultibookがデータ連携、海外拠点の経営分析データをGRANDIT内で参照可能に

 GRANDIT株式会社とベニックソリューション株式会社、株式会社マルチブックの3社は29日、日本企業の国内・海外拠点におけるバックオフィス業務効率化に向けて協業すると発表した。

 GRANDIT社が提供している「GRANDIT」は、コンソーシアム方式でさまざまなIT企業が集まり、それぞれのノウハウを生かして製品化されたWeb ERPソフトウェア。経理、債権、債務、販売、調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費といった基幹業務に加え、BI、EC、ワークフローなどの機能も標準搭載されている。

 一方、マルチブックの「multibook」は、10カ国語をサポートし、海外の会計要件にも対応したクラウド型会計・ERPソフトウェアで、中小規模の現地法人にて利用できるという。

 今回の協業では、この「multibook」内で管理する海外拠点の経営分析データが、「GRANDIT」とシームレスに連携可能になる。これによって「GRANDIT」内で、日本国内に加えて海外拠点の経営分析データも見られるようになるため、グローバルで統合された数字の効率的な管理が可能になり、経営の意思決定が迅速化されるとしている。