ニュース

IIJ、システム監視の必須項目をパッケージ化した「IIJ統合運用管理サービス(UOM)シンプルパック」を提供開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は1日、システム監視・運用を自動化で支援する「IIJ統合運用管理サービス(UOM)」において、システム監視の必須項目をパッケージ化し、初期設定した状態で提供する「IIJ統合運用管理サービス(UOM)シンプルパック」の提供を開始した。

 IIJ統合運用管理サービスは、オンプレミスからマルチクラウドまで、さまざまなシステムの監視・運用にかかる作業を自動化するサービス。システム運用を行う中で発生する膨大なアラートに対して、自動的にフィルタリング、タスク(チケット)を登録管理し、あらかじめ設けたルールに沿ってオペレーションを自動実行する。

 新たに提供するシンプルパックは、システムの「死活監視」「リソース監視」「正常性確認」「ログ監視」など、よく使用される監視項目をテンプレート化し、IIJの監視モジュールでシステム監視を実施するサービス。監視対象となるシステムへの初期設定はIIJが代行するため、顧客側での煩わしい作業は不要になり、短期導入が可能となる。

 アラートを検知した場合は、事前に定めたルールに基づいてコマンドセットやスクリプトを実行し、サーバーやプロセスの再起動を自動で行う。アラートは電話またはメールで自動通知されてチケットとして自動起票されるため、負荷軽減につながるとともに、迅速な初動対応が図れる。

 また、システムの監視・運用にかかる設定が済んだ状態で提供し、オペレーションを無人化することにより、安価な初期費用と月額費用で利用できる。

 シンプルパックの提供価格(税別)は、初期費用がサーバー1台あたり1万円(4台以下の場合は初期費用5万円)、月額費用がサーバー1台あたり1万円。