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GMOグローバルサイン・HDとシムトップス、サービス連携でメーター点検と報告書作成時の手間を削減

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)と株式会社シムトップスは21日、GMOグローバルサイン・HDのメーター検診ソリューション「hakaru.ai byGMO」(以下、hakaru.ai)と、シムトップスの現場帳票ペーパーレスソリューション「ConMasi-Reporter」のAPI連携を開始したと発表した。

 GMOグローバルサイン・HDは、既設のメーターと個別に発行したQRコードを一緒にスマートフォンで撮影するだけで、AIによる画像認識によってメーターの値を読み取り、自動で台帳記入までを行うhakaru.aiを提供している。また2020年5月からは、外部の管理システム・アプリケーションにhakaru.aiのメーター読み取り機能を組み込めるAPIを提供し、メーター読み取り業務の省力化と効率化を広く支援しているとのこと。

 一方でシムトップスは、Excelで作成された帳票をそのままスマートフォンやタブレットに取り込み、電子帳票としてデバイス上で入力・管理可能にする現場帳票ペーパーレスソリューションとして、ConMas i-Reporterを提供している。

 両製品を併用してメーター点検後の数値入力を行う場合、従来は、現場作業者が手入力でデータを作成する必要があったが、今回両社では、メーター点検や検針結果の誤記入防止と、帳票のペーパーレス化・電子データ化を簡単かつ同時に実現するべく、API連携を開始することにした。

 これにより、ConMas i-Reporterを利用する事業者は、タブレットやスマートフォンのカメラでメーターと個別に発行したQRコードを一緒に撮影するだけで、数値とエビデンス画像をデバイス上に取り込めるようになるため、帳票作成時の誤記入や作業工数の削減が実現する。