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網屋、クラウド無線LAN「Hypersonix」でスタンダード型の11ac wave2アクセスポイントを提供
有線のレイヤ2スイッチも
2019年8月8日 16:23
株式会社網屋は、クラウド無線LANソリューション「Hypersonix」のラインアップに、無線LANアクセスポイント「スタンダードタイプ V-sonic type-ST」、およびレイヤ2スイッチ「V-switch」を追加すると発表した。
Hypersonixは、無線LAN環境の設計・構築から導入後の運用や障害対応までを、クラウド上の管理センターに一任できるクラウド無線LANサービス。ユーザーのネットワーク環境をリモートから管理することにより、オフィスや店舗、工場、学校、病院などの多様な環境に対して、それぞれの要件に適したWi-Fi環境を柔軟に提供できるという。
なお、アクセスポイントのラインアップとしては、セキュリティと安定性を重視した「ハイセキュアタイプ」、多拠点へのスピード展開に適した「スタンダードタイプ」、ホットスポット向けの「フリーWi-Fiモデル」が用意されている。
今回提供される「スタンダードタイプ V-sonic type-ST」は、名前の通りスタンダードタイプの新モデルで、802.11ac Wave2(4×4)に対応し、最大2033Mbpsの通信速度を実現。IEEE 802.11a/b/g/n/acにも対応しており、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用もサポートしている。加えて、電波強度、トラフィック量、リトライ値など、クライアント単位の詳細情報を取得する機能も備えた。
購入時の価格(税別)は、初期費用が7万6000円、サービス料が月額1900円。レンタル時の価格(税別)は、初期費用が5000円、サービス料が月額5800円。いずれの場合も、24/365オプションが月額570円で提供される。
一方の「V-switch」は、スタンダードタイプのアクセスポイントと同一の管理画面で、稼働状況などの確認が可能なレイヤ2スイッチで、8ポートタイプと24ポートタイプが用意された。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートは全ポートがPoE給電に対応し、スイッチ全体で、8ポートタイプでは最大150W、24ポートタイプでは最大250Wまでの給電を行うことが可能だ。また、アップリンクなどに利用できるSFPポートも備えている。
購入時の価格(税別)は、8ポートタイプが初期費用7万円、サービス料が月額1500円。24ポートタイプが初期費用15万円、サービス料が月額3600円。こちらの製品もレンタルに対応する。