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DataRobot、AIの成功ノウハウを集約した支援プログラムをパートナーと共同で提供

 米DataRobotは23日、グローバルや日本におけるのAIの成功ノウハウを集約したプログラム「AI サクセスプログラム」を、8月1日から提供開始すると発表した。

 DataRobotでは、機械学習の自動化プラットフォームを提供するだけでなく、ユーザー企業の成功を支援する追加サービスを、パートナーが共同で提供し、日本進出以降の3年間で150社以上の実ビジネスにおける成功を支援してきたという。

 今回提供する「AI サクセスプログラム」は、この成功体験をより多くの企業へ提供するためのもの。全社規模のプロジェクトに限らず、あらゆる規模の企業へさらなる“AIサクセス”を実現するために必要となる支援を、効果的にデザインされたプログラムモジュールの組み合わせにより提供するとした。

 具体的には、企業におけるAI活用状況を、「特定テーマの推進による課題解決を目標とする企業(テーマ推進タイプ)」「社内にAI推進チームを設け、ボトムアップでのAI利用横展開推進を目標とする企業(横展開タイプ)」「全社のAI化(AI-Driven企業)の実現を目的としてトップダウンの推進・実行を目標とする企業(AI-Drivenタイプ)」といった3つのタイプに分類。各タイプに最適なAIサクセスプランを作成して、迅速に実行する。

 プログラムの例としては、組織に眠っているビジネス課題をユーザーと二人三脚で発見し、ビジネスインパクトと実現可能性を整理する「AIテーマ創出ワークショップ」、ボトルネックの発生しやすい予測モデルの業務統合と運用確立において、技術・ビジネス両側面から支援を提供する「運用化支援サポート」、AIプロジェクトの達成による結果を社内共有する「DataRobot社内事例共有会」、エグゼクティブ層に特化した、AIサクセスのノウハウ習得のための短時間集中型セミナー「エグゼクティブセミナー」などを挙げた。

 なおDataRobotは、「AI サクセスプログラム」提供のため、対象企業のニーズに合わせたプログラム推進を行うAIサクセスチームと、モデル実装時における技術支援を行うフィールド・エンジニアリングチームを日本オフィスに新設し、既存のデータサイエンスチームとともに展開するとのこと。

 また、これまでユーザーを支えてきたパートナー企業(株式会社NTTデータ、株式会社オージス総研、株式会社シグマクシス、トランスコスモス株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、株式会社野村総合研究所)も、DataRobotと共同で「AI サクセスプログラム」を提供するほか、各パートナー企業が独自のAI支援サービスを付加する場合もあるとしている。