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Box Japan、デジタルコンテンツと機械学習を連携する「Box Skills Kit」を提供

 株式会社Box Japanは23日、自社のコンテンツ管理基盤「Box」と機械学習サービスを連携させるための製品「Box Skills Kit」の国内提供を開始すると発表した。

 「Box Skills Kit」は、Boxと機械学習サービスを連携するフレームワークと、AIを連携するためのアプリケーション「スキル」を開発するために必要なAPIや、開発者向けドキュメント、サンプルコードをセットにして提供する製品。これを利用すると、開発者は、ほぼすべてのサードパーティが提供するAIと、企業がBoxに格納しているドキュメントや画像、音声、動画などを連携させることが可能になる。

 また、動画ファイルや画像ファイルから検知されるキーワードを、メタデータ駆動型のUI「カード」として画面上に表示します。カードを活用することで、Box利用時に抽出された情報を見やすくし、従業員が日々の業務で簡単に利用できるようにするとした。

 Box Japanでは具体的な活用シーンとして、「画像データに写っているオブジェクトやコンセプトを検知し、テキストに書き出す」「音声データ内で話者が話している内容を転記し、その内容からキーとなるトピックを識別する」「動画データ内の話者が話している内容を転記し、キーとなるトピックを検知するとともに、一人ひとりの顔を識別する」といった例を挙げている。

 なお同社は、Box Skills Kitと連携している、あるいは連携に賛同している代表的なAI製品やサービスを提供する企業として、以下の企業を挙げている。

・株式会社EduLab
・NECネッツエスアイ株式会社
・エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
・Google Cloud
・日本アイ・ビー・エム株式会社
・日本電気株式会社
・日本マイクロソフト株式会社
・富士通株式会社
・マクニカネットワークス株式会社
・三井情報株式会社