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MKI、Box上の画像ファイルにAIによる自動タグ付けを行う「AI Auto-Tagging for Box」を提供

 三井情報株式会社(以下、MKI)は6日、米Boxが提供するクラウドコンテンツ管理プラットフォームの 「Box」上にアップロードしたデジタルコンテンツへ、MKIが独自に開発したAIエンジンを使用して自動でタグ付けを行う「AI Auto-Tagging for Box」の提供を開始した。

 AI Auto-Tagging for Boxは、Box上で決められたフォルダにデジタルコンテンツをアップロードするだけで、AIが自動でタグ付けを行う。決められたフォルダ以外に保存したデジタルコンテンツも、Boxにある特定のフォルダやファイル上でAI処理を指示すればタグ付けが行われる。AIによる画像認識でタグの種別を決めるため、属人的な判断に依存せずに大量のデジタルコンテンツにタグ付けし、情報資産のデジタル化や生産性向上へ貢献する。

 AI Auto-Tagging for Boxは、Boxと機械学習サービスを連携させるフレームワーク「Box Skills Kit」と連携したサービスとして提供。利用するAIエンジンはMKIが独自に開発したもので、過去には株式会社ポケモンとの共同検証を行い、さまざなポケモンキャラクターを区別してタグ付けできることを確認している。

 また、MKIのAIエンジン以外に、Microsoftが提供するCognitive Servicesとの連携が可能で、視覚が中心となるデジタルコンテンツ以外に、言語、音声、ウェブ検索や意思決定に関わる内容についても、AIエンジンを利用したさまざまな判断ができるとしている。

「AI Auto-Tagging for Box」利用イメージ